英国産しょぼんのしょんぼり日記

英国生まれのブログ主・しょぼんが英国留学で博士号取得を目指すブログ

新年度

皆さんこんにちは。

イギリスのacademic yearは10月始まりなので、今がちょうど新学年の始まりにあたります。カレッジでは9月末に新入生の受け入れを開始し、学生証の配布やオリエンテーションなどが行われたようです。わたしは1月入学なので、大々的な入学イベント(チャペルで一人ずつ名前を呼ばれて入学のサインをする、ダイニングホールでのランチやディナーなど)はありませんでした。

 

来週からカレッジ・大学ともに「新歓」ともいえるイベントが目白押しです。最大(?)のイベント、Freshers Fairも来週行われます。ここでは色々な団体・企業が出展するのですが、わたしはそこでいくつかサークルに入りたいなと考えています。サークルはこちらではSociety、もしくはClubと呼ばれています。新しいことでもチャレンジして交友を広げていかねば…!

 

工学専攻の方ではキャリア関係のイベントが豊富です。日本では一度も就活をしなかったので、興味のある業界のイベントには参加して将来のことを考えていく必要がありますね。就活の話は何度か投稿できればと思っています。

 

新しい人たちが来るとわくわくしますし、初心にかえるというか、自分も頑張らなきゃと思えますね。わたしにとっては学年末にあたり、これから学年末&進級評価のかかったFirst Year Reportを書かねばなりません。忙しくなりますが、一つずつこなしていきたいです。

 

先日バタバタしながらもフランスへ旅行して参りました。そのときのあれこれやイギリスとの違いなど、簡単にまとめて記事にするつもりです。

 

それでは。

イギリスの運転免許証をゲット!

皆さんこんにちは。

タイトル通りこちらの運転免許証が発行されたので、取得方法を簡単に書き残しておきたいと思います。あくまで2017年8月現在の情報なので、実際に申請する際は在英大使館のサイトなどをチェックするようにしてください。

 

イギリスで車を運転しようとすると、日本で国際免許証を発行してくるか、イギリスで免許証を発行するかになると思います。国際免許証は有効期限が1年のはずなので、長期留学の人は注意してください。

わたしは学部生のときにMT免許を取得しましたがほとんど運転せず…。こちらでもレンタカーを借りる予定などは全くありませんが、顔写真付きの身分証明としてはパスポートと同等ランクです。スーパーでお酒を買うとき、何かのサービスに申し込むとき、パスポートではなく免許証が出せればと思いました(それでも外国人なのでパスポート出せと言われることはあるでしょうが)。こちらは有効期限が10年間です。

 

それでは取得までの流れをまとめていきます。

 

①在英日本大使館に日本の免許証の翻訳証明を依頼する

イギリスの免許証はもちろんイギリスの機関が発行するのですが、その機関には「日本で運転免許を取得した」という証明書を提出しなければなりません。この証明書は大使館で発行してもらえます。大使館のwebサイトに専用の申請書と記入例が載っていますので、ダウンロードして記入してください。

日本の運転免許証の原本と必要な書類をそろえて、大使館の窓口に直接申請しに行くか郵送します。郵送の場合は紛失を防ぐためTrack&Signatureのオプションをつけましょう。大体2,3日で発行してもらえます。

 

②翻訳証明を大使館の窓口まで取りに行く

数年前までは郵送オプションがあったようですが、今は自分で窓口まで取りに行かなくてはなりません。そのときに申請料(14ポンドぐらい)も払います。現金のみでおつりのないように準備しましょう。なお大使館の入り口ではセキュリティチェックで荷物検査があります。

 

③イギリスの免許証発行の申請書を入手する

申請書はDVLAのオンラインサービスで郵送を申し込むか、郵便局でもらうことができます。わたしは郵便局の窓口に行ってもらってきました。どのカテゴリーか聞かれますので自分が必要な区分のものをもらいましょう。普通はD1カテゴリーだと思います。

 

④申請料を払い込む

申請料はチェックまたはPostal Order(郵便為替に相当)で支払います。クレジットカードではありません。申請料の案内は③の申請書セットに載っています。

わたしは申請書をもらうときに、Postal Orderも窓口で払ってしまいました。というのも、自分の使っている銀行口座ではチェックブックがオプション扱いなのです。注意しなくてはならないのは、Postal Orderは手数料がかかるということ。そして現金でしか購入できないということ。ただ、イギリスの銀行のデビットカードを持っていれば、その場で現金を引き出し→支払いという形で済ませることができます。

 

⑤パスポートサイズの写真を撮影する

いわゆる証明写真です。日本と同じようなボックス型のインスタント証明写真がこちらにもあります。5枚分印刷されて5ポンドほどでした。

 

⑥申請書に記入する

申請書セットに各項目の説明や案内が載っていますので、よく読んでから記入しましょう。枠内に写真を貼りつければ完成です。

 

⑦必要な書類をそろえる

申請書の他にも必要な書類を準備して封筒に入れます。日本の免許証原本、大使館で発行してもらった翻訳証明など忘れずに。

 

⑧DVLAに郵送する

わたしは本人確認の書類をBRPのコピーにしたので、日本担当のmanager宛に郵送しました。事務所へ直接提出することもできるようです。

 

発行まで3週間~1か月を見込んでいたのですが、10日ほどで発行されました。早い!

こちらの免許証が必要な方、計画的に準備しておくとよいでしょう。

 

それでは。

IELTS対策テキストレビュー② パート別編

皆さんこんにちは。

テキストレビュー①に引き続き、今回もレビューを書いていきます。②ではパート(RLWSの技能)別にみていきます。

 

・Collins Speaking for IELTS:おすすめ度★★★★★

このテキストは間違いなくおすすめ度満点です。この本を使っていなかったらspeakingでスコアアップできなかったと思います。

IELTSのspeakingはTOEFLのspeakingほど決まった型があるわけではありませんが、高スコアを目指す場合は様々な文法・時制・語彙を含めて話さなければなりません。ユニットごとにトピックが決められており、語彙や表現を学びながら対策することができる一冊です。対象スコアは5.5〜となっていますが6.5〜7.5を目標とする人でもspeakingが苦手ならば価値あるテキストです。特に仮定法と推定の表現が苦手な人はこの本を使って対策するとよいでしょう。

 

Speaking for Ielts (Collins English for Exams)

Speaking for Ielts (Collins English for Exams)

 

 

・Collins Listening for IELTS:おすすめ度★★★★☆

上述のListening版のテキストです。本の構成はSpeaking版と同じでユニットごとにトピックが割り振られており、Listeningの出題形式に合わせて練習問題を解いていきます。おすすめ度が落ちるのは対象スコア5.5〜のわりに内容がやや難しいからです。6.5ぐらいの人ならば問題なく使えるでしょう。

 

Listening for Ielts (Collins English for Exams)

Listening for Ielts (Collins English for Exams)

 

 

・Collins Reading for IELTS:おすすめ度★★★☆☆

上述2冊のReading版です。やはりユニットごとにトピックが分かれています。こちらはListening版と違い5.5〜対象でも難しくありません。おすすめ度がやや低いのは、解答の形式が本番と一致しているわけではないからです。ただ試験を受ける上で必須のスキミング・スキャニングのスキルは磨けます。

Reading for Ielts (Collins English for Exams)

Reading for Ielts (Collins English for Exams)

 

 

Improve your Skills Listening & Speaking for IELTS  6.0-7.5おすすめ度★☆☆☆☆

Collinsと同じでユニットごとにトピックが分かれているタイプのテキストですがかなり薄い。対象スコアは6.0~ですが6.0の人が使うと大分難しいと思います。7.0以上目指す人がさっと仕上げるにはいいのかなと思いました。初めのユニットいくつかは解きましたがその後は解いてません。

 

Improve Your Skills for IELTS 6-7.5 Listening & Speaking Student's Book with Key & Macmillan Practice Online

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Improve your Skills Writing for IELTS 6.0-7.5 おすすめ度★★☆☆☆

上述テキストのWriting版。こちらもスコア6.0の人には難しめです。ただTask1、2ともにエッセイの組み立て方等は勉強できるようになっています。Test Practice(練習問題)で気になるものを選んでエッセイを書き、模範解答を見るといった使い方をしていました。各ユニットの細かいところまでは解いていません。目標スコアが7.0以上とはいえ、長らく6.5前後を行ったり来たりだった自分には難しく投げ出したくなりました。 

Improve Your Skills for IELTS: Writing for IELTS (6.0 - 7.5). Student's Book with MPO and Key

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・IELTS ADVANTAGE WRITING SKILLS おすすめ度★★★★★

Writing対策のテキストとしておすすめ度満点です。Task1、Task2それぞれ前後半で分けられており、さらにユニットごとに習得対象のスキルが分かれています。たとえばですが、「時系列を追って増減を説明する」とか「2つ以上の数値(物)を比較する」、「賛成・反対の意見を述べる」といった具合で、それに必要な表現をしっかり練習できます。こうしたwritingスキルに加えて、導入エッセイからIELTS頻出のトピックと語彙も学習していきます。薄いですがA4サイズ、これを隅々まで丁寧にやり込むことで確実に力がつきます。

 

IELTS Advantage IELTS Advantage: Writing Skill

IELTS Advantage IELTS Advantage: Writing Skill

 

 

・IELTS スピーキング・ライティング 完全攻略 おすすめ度★★★★☆

最後に受けた試験の直前に購入した本。日本人が一般的に苦手なspeaking、writingに特化したテキストです。結論から言って、この本を直前に見ていなければSW7.0は達成できていなかったと思います。もちろん、継続的に上述のCollinsやADVANTAGEを使って練習していたから、ではあるのですが。

どういうことかというと、このテキストのspaking対策部分には各バンド帯の解答例が載っていて、スコア6.5程度の人ならこう答える!というspeakingの解答例がまさしく自分ならこう答えるだろうと思ったものだったのです。そして7.0以上の人ならこう答える!という模範解答を見ると、自分では絶対に使わない(知らない)ような単語と表現を使った受け答え…。

 

これじゃだめだ! ということで試験直前に気の利いた言い回しや単語を詰め込むことに。さいわいこのテキストは頻出順にトピックが並んでいるので、出そうなところにしぼって覚えていきました。そして詰め込んだうちのいくつかの単語と表現を、実際に最後の試験で使うことができたのです。

 

机の上に広げてしっかり問題を解いて…という感じのテキストではありません。わたしのように直前のブラッシュアップで使うのがよいかもしれません。

 

IELTS スピーキング・ライティング完全攻略

IELTS スピーキング・ライティング完全攻略

 

 

・Vocabulary for IELTS おすすめ度★☆☆☆☆

公式から出ている語彙対策本です。これより上のレベルにAdvancedがありますが、この本でも十分難しいです。公式本だけあって、実際のテスト形式に即した練習問題で構成されています。目標スコアが6.0~6.5ぐらいの人はやる必要ないでしょう。わたしは少しだけ解いて放置でした。

 

Cambridge Vocabulary for IELTS Book with Answers and Audio CD (Cambridge Exams Publishing)

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